凡庸

週一くらいが目標です。

雑記

人は毎日歯を磨き、豚汁の味も記憶をすべりおりていく。

電動歯ブラシを使い始めた。 歯には自信がなく、怒られるからと歯医者へ行きたがらないまま、どうにも痛くなって歯医者に行くと、果たして怒られる、というのを人生で何度か繰り返している。一応、朝と寝る前にはきちんと歯磨きをしているつもりなのだけれど…

うまくいかない世の中で胸のサイズは300点越えのハイスコア。

都会に出かけた。家内のお兄さんが先日新たに家を建て、その新築祝いの品を見繕うためだ。見繕う、といっても初めからその目的のものは「高いハム」と決まっていた。理由をつけて外出がしたかったのだ。 今日のお出掛けで、うちの娘はずいぶんおとなしいしす…

風邪の枕に読みもしない積読を。

一週間近く風邪をひいて、そのうち4日間くらいはずっと寝ていた。 普段あまり熱が出ず、鼻や咳をずるずると長引かせるたちだが、39度近い熱が続いてとても弱った。体がだるくてぞくぞくとして何もする気が起きない。仕事は簡単に自分の身の回りだけ片づけて…

モデルチェンジした優秀な新人はブランコの練習に余念がない。

新しいパソコンを買った。先日家内がiPhoneの画面を割ってしまい、修理に出そうとしたところバックアップをとるように言われたものの、いままで使っていたパソコンは学生のころから、かれこれ8年くらい使い続けたものなので容量がない。かといってそのまま…

麦茶を沸かして終わる。

巷で言うところのワーク・ライフ・バランスはなかなかうまいこといっているほうで、時期にもよるが大体19時過ぎには家にいる。世のサラリーマンからすればふざけた所業であるが、そのへんはまあ、労働条件というやつだ。 さて、ただいまー、と家に帰ると家内…

平和な毎日、叶わぬ夢、特に用事はない。

4月が終わる、早いもんだ。娘はバクバクと離乳食を食べたりちょっと風邪をひいたりしつつも、楽しそうに人生を送っている。 家内は育児に疲れていやしないかと心配だが、本人曰く慣れてきているしなにより娘がかわいいそうだ。 僕はといえば、家に帰って娘…

流行のコートと陽気に気もそぞろ。

アウトレットショッピングモールへ行ってきた。天気いいし休みだし、でも別段行きたいところもなしということで、なんとなく、アウトレットへ行ってきた。 本当は10時前には出発するはずが、だらだらと二度寝をしてしまったりなんだかんだと出遅れた。 おま…

愛してやまないメガネモチーフの話。

身の周りにメガネモチーフが多い。家の中で使っているもののうち、マグカップが一番のお気に入りである。結構長いこと時間をかけて運命の一器に出会うことを待ち続けたマグカップだ。 たっぷりとした容量といい、適度な重みといい、手になじむ大きさといい大…

妻子抱えて躍る春の強欲(パート2)。

先日新しいスーツを買った。 近々結婚式に出る用事があり、二着で着まわすのもいい歳してどうかと思い家内に打診したところ許可が下りた。 せっかくなのでスリーピースのスーツを買うことにした。 本当はいい歳した妻子ある身としては一着くらいオーダーメイ…

28歳の春の目覚めの強欲。

基本的に、家内のことか娘のことくらいしか書くことがない。 朝仕事に出かけて、早めに帰ってきたら娘を風呂に入れたり、ご飯を食べたりしているうちに一日が終わり、これといって何もしないまま次の一日が始まる、仕事に行く、帰ってくる。 子どもが小さい…

用意周到なボディタオルのリズムは信心深く。

年末年始は僕の田舎に帰省した。娘が初めての遠出なので、数日前から何かと気を揉み、なるべく快適に過ごせるようあれこれと支度をしたり渋滞しないよう随分早く出たりもしたけれど、結果的に大人しく過ごしてくれて、なんら心配はなかった。 実家でも、初め…

育児健康法

ここ何日か帰るのが遅くなり、家内が娘を風呂に入れている。本来なら僕がするところを家内が一人で請け負ってくれており、面目ない次第である。 初めて入れた日は「とても泣かれた、やっぱりいつもと勝手が違うのかな」と言っていて、そうだろうそうだろう、…

ミッドナイト清純父娘育児

娘は大分大きくなって、首も座り、寝返りもし、発育に何ら問題ない。問題ないどころか、ずいぶん早いくらいなのである。 そのことを自らの手柄のごとく誇らしげにしていたら、家内に「偉いのは親ではなく、娘であるから勘違いしないように。」と釘を刺された…

一人で逃げ出したかった、君のぬくもりから。

先日、職場の飲み会が終わったあと、「じゃ、僕このまま一人カラオケしてきますんで」と集団からはぐれていこうとすると「え?車で送って行ってやるっていってるやん」「遠慮すんなよ」「そんな嘘つかなくていいよ」と言われるので、「いや、マジです。マジ…

お雛様・ゴーズ・オン、お内裏様は五人囃子とでも飲んでりゃいい。

家内もお腹の子も(たぶん)健康、順調。日々は続く、らいふ・ごーず・おん。 気付けば年度末である。仕事柄、年度末が格別あわただしくなるわけではないが、来年の異動人事なんかも耳に入り、春だなあという気分だ。4月からは新人さんの指導員をすることに…

華麗なる幼児は生きづらさを感じさせない。

先日家内が、職場のクリスマスパーティーでローストビーフを腹いっぱい食べるので帰りが遅くなる、というので同僚(女)を誘って飲んで帰った。以前家内に連れられて行った居酒屋が、日本酒の種類が多く、おまけにグラス一杯から飲ませてくれるうえに、たら…

この手紙を読んだら、いつか次の人へ伝えてほしい。

しばらくブログをほったらかしにしている間に、家内のお腹に子どもができた。誕生は6月の終わりごろとのこと、夏と一緒に子どもがやってくる。結婚して、新婚旅行へ行き、子どもが産まれる。すこぶる順調な家庭生活である。 家内はいま、妊娠初期のつわりが…

ザッピングしたところで映るのは僕の顔か、ときどき君の顔。

最近、「自分は一人で遊ぶのが得意である」という傲慢を打ち砕かれている。 実際今日なんかもそうで、家内は女子会とやらでいない。これはチャンスと一人で遊ぼうと思ったのだけれども、今のところ何もしていない。夕食だって、豚肉と玉ねぎを生姜焼きのタレ…

ジゴロの国のトイレ事情と、鉛の熊。

イタリア旅行に行ってきた。いわゆる新婚旅行、ハネムーン。海外は何かと不便なので、ひとつ沖縄や北海道、海外という点は譲ってグアムハワァイなどで手を打ってもらえぬかと、水面下の政治交渉を続けていたのだが、やはり家内としては欧州がよいと。奥州平…

所帯の夕飯に、優柔不断な夏の風立ちぬ。

今週に入ってから、夕食の準備は僕がしている。というのもこの時期には僕の帰りが早く家内を待つ恰好になるので、それならばと料理をしている次第である。なかなか喜ばれている。 「二人分のチャチャッとご飯」みたいな薄い料理本を一冊買ってもらい、それを…

新しい季節は何故か切ない日々で。

今週のお題「2013年のゴールデンウィーク」 GWだからかは知らないがTUTAYAさんが旧作100円キャンペーンをしていたので、DVDを借りてきた。 僕の予定では、先日一緒に『サマータイムマシン・ブルース』を見て、家内の好評を博したこともあり、ヨーロッパ企…

シングルベッドで夢とお前抱いてた頃、寝返りも打てず寝不足だった。

なんやらここのところ仕事が無暗に忙しく、といっても、今まで閑としていたのが平常に戻っただけであるけれど、何しろ眠い。 先日など、寝ても醒めても眠く、朝ステンレスタンブラーに麦茶を入れて行くのだけれども、寝ぼけてどうやら蓋が緩んでいたらしく、…

願わくは花の下にて春死なむ

今週のお題「お花見」 家内が出かけている、いまだ。 午前中、家内と一緒に床屋へ行った。髪を切るたびに「短すぎる」だの「前髪が変」だのと文句をつけられるので、それなら、と付いてきてもらって床屋に直接注文をつけてもらおうと思ったのだ。 二人連れだ…

一人なのに二人分の卵でくるんでいる

今日も家内はおらず、一人で夕食をとった。 引っ越して炊事場が広くなったおかげで、ひとつ料理でもしてみるか、という気になり、時々料理をしている。といっても男やもめの間はほぼ外食で済ませていたため、作れる料理はほとんどない。学生時代から数えて合…

そういえば君のこと、どう呼べばいいんだろう

昨日自分で書いた日記を読み返してみて感じたことがある。 もちろん、文章が拙く面白くないのだがそれを言いだしてもキリがない。そのことを置いておいて、気になったのは「内儀さん」という妻に対する呼称である。 一般に「お内儀さん」という使い方で、ど…

風呂桶から始まる明るい新生活

結婚を機に、新居に引っ越し、現在住環境を整えている最中である。 誰かと同居するのは初めてであるものの、結婚するくらいなので気の知れた相手であり、それほど肩肘は張っていない。 しかし、やはり身の回りのものは全て一人で使うわけではなく、共同で使…