凡庸

週一くらいが目標です。

買ったメモリー2023年(上・お役立ち編)

今年ほぼ唯一の忘年会は長女と自分の風邪で辞退した。本当は「今年こんなん読んだんですよ、観たんですよ、買ったんですよ」と酔った勢いで恥ずかしげもなく自己開陳したかったのだけれど、残念ながらその機会は得られなかった。

 

のでここで書かせてください。

 

ブログのいいところは相手が聞いてようと聞いてまいと(読んでようと読んでまいと)誰かしら届いたろうと一方的に満足できるところだ。

というか自分でこうやって言葉にするだけで結構満足する。自分が聞いてくれるからだろうか。

ただ喜んで書いていると妙に長くなってしまった。自分が書いて満足するには別にいいんだけど、Twitterなんかで「もしよければ読んでください…」とやる手前、あんまり長いと迷惑だろうし読んでもらえないと思い、お役立ち編とお楽しみ編の上下に分けた。どのラインがお役立ちでお楽しみかっていうのは微妙なところだけど分けました。

 

〇アルバム

コロナ感染症による行動制限も緩和され、子どもたちもちょうどいい大きさになり、今年は家族のお出かけがずいぶん増えた。当世の親らしくお出かけをするとアホみたいに写真を撮りまくるのだけれど、みんなで見返すにはスマホは不便だ。そこで今年から春夏秋冬ごとに写真をネットプリントで現像してアルバムに差し込むようにした。

始めのころはワンシーズン40~50枚ほどだったのが徐々に増えつつある。遠出をした写真もあれば、家でみんなで足を並べて寝転がっているだけ写真もある。長女が食べ物を持ってにっこりしている写真や、次女が面白い顔をして変なポーズを決めている写真もある。子どもたちに撮ってもらった夫婦のツーショット写真も恥ずかしげもなく現像してアルバムに入れている。

こういうのはもう少し寝かせておくといい味が出ることを知っている。楽しみ。

(とはいえ遠い遠い未来ではこのアルバムが捨てるに捨てづらい「負債」になってしまうことも薄々気にしている…。ありとあらゆる天下の万物はいずれゴミになって捨てられる運命なのだ)

 

〇スティック掃除機

だましだまし修理をしてもらいながらドラム式洗濯機を使っていたがとうとう壊れてしまった。仕方ないので阪神も優勝したことだし…と新しい洗濯機を買いに行ったのだけれど、気に入った洗濯機がメーカー指定価格とかで大して値引きをしてくれなかった。じゃあ、と以前から気になっていたスティックタイプのコードレス掃除機もついでに購入した(こちらも「おおっ!」というほどは引いてもらえなかった)。

軽いこととコードにつながっていないこととがこれほどまでに掃除を自由にしてくれるとは思わなかった。この掃除機ならどこまでもいける、どこまでも自由だ。この感覚はこの夏大いにはまった「ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダム」(ティアキン)の感動とほぼ同じだった。

今作のゼルダでははるか遠くの空に浮かんで見える島にもなんらかの方法でたどりつけるのだけれども、このコードレススティック掃除機も家の中の見える場所全てにたどり着けてしまう。むしろ様々なスキルやアイテムを駆使しなくてはたどりつけないティアキンに比べ、この掃除機はこれひとつでどこまでも行けてしまう。その点ではティアキン以上に自由度が高いといえる。

ただ、購入したのはサイクロンタイプで使うたびに手入れが煩雑なので、紙パックタイプを買えばよかったとちょっと後悔している(買うときにはサブ機のつもりだった)。

先日実家に来た両親にも自慢をして「これは素晴らしいものだからぜひプレゼントしよう」と口を滑らせてしまった。こっそり紙パックタイプを新しく買って、現行使用しているものをプレゼントしようか…。

 

ユニクロで買った帽子

ユニクロでおそらくランニング用と思われるふにゃふにゃの黒いキャップを買った。伸縮性がよく頭の形に合うし、ネットに入れてそのまま洗濯機で洗えてしまうので重宝した。夏の間ずーっとかぶっていた。そもそもここ数年夏の終わりごろになると鏡に映る髪がやたらとスカスカしている気がしてそれを気にしていたのだった。妻に相談すると「紫外線かもね」と言われたので今年の夏は帽子と日傘を身に着けるようにしていた(それから育毛剤も使っています)。そのおかげか、今年はそれほど悲しい気持ちにならなかった。もうそんな年齢だ。ご自愛しましょう。

日傘はネットで買ったやつが安かたのはいいんだけどちょっとの風ですぐに裏返ってしまって難儀したので、それほど買ってよかったとは思っていない。

 

〇Fire TV stick

この夏子どもたちだけで実家で過ごす機会があり、子守に疲れたらこれでなんぞ見せてやってくれと実家に差し入れしたところ、行き来するたびに両親が「見るもの多くて夜更かししちゃった」とうれしそうにしている。他人に言うと「その程度のことで」と言われてしまいそうで恥ずかしいので言わないけれど、料金は僕のカードから落ちるようにしているところも親孝行気分があってよい。できれば妻の実家にももうちょっと親孝行したいとも思う。

 

お役立ち編はこんなもんか。お楽しみ編はこれより文章が長い。

よろしければお付き合いください。