日曜日は風邪でひたすら寝ていた。朝、家内に起こしてもらってホットケーキを食べ、洗い物だけしてもう一度寝かせてもらい、次に起きたのは「ごはんだよー」という娘の声。昼ご飯を食べ、買ってきてもらった風邪薬を飲んで家族みんなで昼寝した。その後夕方までずっと寝ていた。せっかくの休みに家族をどこにも連れていくことができず面目ない。
僕がそうやってグースカ寝ている間に、家内は娘を連れて産婦人科に行っていた。家内のおなかには二人目ができたのだった。夕飯の前にエコー写真を見せてもらった。娘の時と同じように、小さく写っている豆粒が新しい家族だそうだ。うれしさと懐かしさがこみ上げた。
家内はいま、つわりに苦しんでいる。娘のときよりもつわりが来るのが早く、食べ物のことを考えるのが辛い、と横になっていることが増えた。なるべくテキパキと風呂や洗い物、それから洗濯、そしてわかる範囲で調理を引き受けているつもりだ。つもりだったのだけれど、あえなく風邪をひいていつもどおり家内の世話になった。一日中寝倒したおかげでずいぶん楽になった。
それにしても次の子である。まだ男か女かもわからないのでどう期待をしていいやら見当もつかない。それよりも、いま目の前の娘がどんなお姉ちゃんになるのかが楽しみだ。下の子が産まれたらやきもちをやいたり赤ちゃん返りをしたりするだろうか。それともかっこつけてお姉ちゃんぶりを発揮するのだろうか。どちらにせよ、いま目の前の娘がどんな風になるのかが楽しみだ。
家内が落ち着いたら３人でアンパンマンミュージアムに行こう。CMで見かけるたびに行きたい行きたいとうるさいのだ。お母さんもお父さんもひとりじめできる今のうちに、できるだけ色んな所で遊んでやりたいと思う。お母さんとお父さんに両側から手をつないでもらえるのは今のうちだけなんだぞ、わかってるのか？
